東京のおしゃれ賃貸マンションで思ったこと

東京の世田谷でおしゃれ賃貸マンションに住んでいる友人が、会社の元同期を集めてホームパーティを開いてくれたことがある。当時は会社もそれほど景気が悪くなかったのか、一部の未婚の同期の間で東京のおしゃれ賃貸マンションに住むのが流行っているらしかった。呼んでもらったそのマンションは、たしかにおしゃれマンションだった。1人暮らしの男性用にしては、かわいすぎる建物のつくり。エントランスを入ると天井が高い。一面ガラス張りの壁の向こう側には気持ちの良い緑が植えられたていて、そのガラス張りの空間を囲うように各部屋の玄関が配置されていた。

部屋に入ると驚いたのが、玄関と部屋との境目が無いこと。段差がないので、なんとなくここからここまでが玄関かな、と目星をつけて靴を脱がなければならなかった。不便だなあと思うけれど、彼いわくそこがお洒落なのだそうだ。現時点で子持ち主婦の私からは、1人暮らし用お洒落マンションの感覚はずいぶんずれている気がした。しかし私もけっこう一人身の期間は長い。その間ずいぶんお洒落にはお金を使ったので、この役に立たない格好良さを求める感覚がわからないでもない。

子どもがいると思うように働けないし、必要なものが多すぎて、非実用的なお洒落なものになんて目もくれなくなっていた。今私が住んでいるところは一般的なファミリー向けの物件で、家の中は子どものものが常に散らかっている。東京のおしゃれ賃貸マンションとはご縁が無いけれど、久しぶりに異文化を感じたようで面白かった。もし私に子どもや夫がいなければ、自分の住みかを実用的よりもお洒落にこだわって改造したり、そこで友達を呼んでパーティを開くのも楽しいだろうな、と。

Wilson Cham posted at 2011-7-82010-04-16 Category: テーマ賃貸の一覧

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